2009年02月13日

男らしく・女らしくじゃ駄目なの?

私たちM町婦人会では、講師に市の社会教育指導員 吉永素子先生を招いて昨年から人権・同和研修会を3回に分けて開催し、その最後の研修が先日行われました。
各支部より役員の方々に出席していただき総勢50名での研修です。
男らしく・女らしくじゃ駄目なの?











1回めは同和問題、2回目は男女共同参画社会、3回目は児童虐待や高齢者問題では世代間の相互理解ついての研修です。
中でも、2回目研修の男女共同参画社会については深く考えさせられるところであり、未だに自分の中では理解できない部分があることも事実です。
国では、平成11年6月に「男女共同参画社会基本法」が制定され、佐賀県では「男女共同参画基本計画」が平成12年12月に策定されています。
伊万里市では、「男女共同参画都市宣言」をして8年目を迎えますが、独自に、男女が互いに心と力を合わせ助け合う参画社会を目指していくことから 『協働』 の文字を使用し、『伊万里市男女協働参画』としています。
男女を問わず誰もが個人として尊重され責任も分かち合い、自らの個性と能力を十分に発揮することのできる社会を目指すということは解りますが、
最近よく耳にすることば 『ジェンダー』、このことばに対しては多少の疑問もあります。
ジェンダーとは社会によってつくりあげられた「男性像」・「女性像」の性差をいうそうです。例えば、男らしく・女らしくということも男女間の不平等を生む一つの要因となり人権問題の一つとして取り上げてあります。
どうして、男は男らしく、女は女らしくではいけないんでしょう!
男と女しか存在しないこの世の中には、男の役目・女の役目もあると思うのです。
重いものを持ったり運んだりする時、男性は必ず「持つよ」と声をかけてくれます。又、職場や家庭では外から帰ってきた人に、夏は冷たい飲み物を、寒い冬には熱いお茶をと気配りができるのも女性だからこそです。
女性の社会進出が当たり前となった日本社会、『女性の品格』の著者である坂東眞理子さんは、こんな時代だからこそ、よき女性らしさを職場や家庭に持ち込んでほしいと書いてらっしゃいます。

研修をうけてこんなことを言ってると怒られそうですが、思いやりの心があれば男女平等を振りかざさなくても、状況に応じて出来る人がやればいいだけのことだと思います。
それより、小・中・高校の授業には道徳・倫理社会を徹底してほしいと思うのは私だけでしょうか?



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Posted by プリン  at 09:00 │Comments(0)地域婦人会

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