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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2010年11月11日

電話は3分以内・・・

  昨夜のこと、家の電話が鳴った。
     (昨今、携帯電話への着信が多いのであえて家の電話と明記しなければならない不便さ?)
  ムスメはすぐ時計を見て電話に出ようとしない。
  「 この時間だったら又、大阪のJ子おばちゃんかパリの〇〇ちゃんよ。」とはムスメのいつもの
  台詞・・・
 
  私の電話の応対でどうやら察知したらしい。
  ムスメはすぐにムートンの小さな敷物とひざ掛けを持って来てくれた。
  そうなんです!冷え対策・・・パリのさんとの通話時間は30分を下ったことが無いからconfident 
  (さんはパリで50年も生活している立派なジェントルマンなのに、〇〇ちゃんなんて勝手にあだ名を
   つけて呼ぶムスメ…)
 
  かたわらでは母が 「 電話は3分以内、電話は3分以内・・・」 と唱える。これもいつものこと。
  
  私は毎朝ヤフーで伊万里市の天気を確認しているついでにパリのお天気もみている。
  ここんとこパリはずっと最高気温が10度ぐらいで雨ばっかりのお天気だった。
  寒い上に景気は悪いし税金は上がるで、今フランスはデモ隊がすごいんだよ。っと、ぼやくさん。
  そう言いながらも、友人がお城みたいな家を買って引っ越したんだよ。すっごい家だよ!今度来た時
  連れて行くよ!
  
  行きたい行きたい行きたい!でも行けないのが現状です!!

  
あっsign01まだ送ってなかったsurprise
X’マスも近いことだし、黒澤明ファンのさんへX’マスプレゼントに代えるとしましょwink  




  


Posted by プリン  at 16:00Comments(2)若ばーやんのつぶやき

2009年11月11日

「東京の綺麗なホテルに行ってたよ。」

 私が家を空ける時、気がかりなのは母のこと…
 今回も土・日の鹿児島旅行のためにショートステイを利用しようと思ったが主人と娘が交代で看るというので甘
 えることにした。
 9月に次男が大阪で結婚式を挙げた時は家から車で10分程のショートステイ 『 グランパラン モワ 』 を利用
 したのだが、
 私が大阪に長居したことや地区の行事等もあって結局は10日間ほどのショートステイだった。
 その時ショートステイから帰った母に 「 長い間どこに行ってたの? 」 と聞くと、「 東京の綺麗なホテルよ。」
 答え、「一日しか泊まってないけんもっと泊まりたかったぁ。あそこなら又行ってもよかね~」と・・・
 その 『 グランパラン モワ 』 に、
 母を預けるにあたって事前に見学がてら訪問した時、スタッフの方の応対はとても感じ良く、立派な室内も
 清潔感に溢れていて私が思うにも本当に綺麗なホテルのようだった。
            その綺麗なホテル? 『 グランパラン モワ 』  icon15  

 母がショートステイから帰って来て、「又行きたか~」 と洩らした時、献身的な介護を受けてきたんだな~と
 嬉しくなった。
 要介護の母は認知症で、時には3歳児の知能とはいえとても正直に反応する。
 自分に対して優しい人、もちろん怒らない人、気を遣ってくれる人、構ってくれる人は大好きで母にとって
 そういう人は 『 とても良か人 』 なのである。
 週に4日、デイサービスにお世話になっているがお迎えの度に、
 「あら~可愛いお姉さん!」
 「あら~今日は綺麗な奥さん!」
 「今日はおばあさんがお迎え?」
 等など、お迎えのスタッフの方を見た玄関先での母の第一声である。
 母にとって 『 良か人 』 は、お姉さん・奥さんと呼ばれ、すごく気に入ってる人には綺麗・可愛いと形容詞まで
 付け加える。
 反対に自分が気に入らないスタッフの方にはおばあさん呼ばわりするので、そういう面?では一目瞭然である。
 食事でもおかずだけ先に食べてしまってご飯は入らないと残すので、「 ご飯 ・ 味噌汁 ・ おかず、 ご飯 ・ 味噌
 汁 ・ おかず、 ご飯 ・ 味噌汁 ・ おかず・・・・・」 と、毎回母の側で唱えるのが日課となってしまった私に、
 「 食事中に側でギャーギャーやかましいー!せっかくのご飯がまずくなる!」 と怒る。だから、孫も居ない私は
 日常 『 若ばーやん 』 と呼ばれている。
 昨日の佐賀新聞シニアライフ面に、楽な介護をするコツはほめることそして、相づちを打つとあったが、介護真
 っ只中にいてまだ介護慣れしていない私には、
 解っちゃいるけど・・・が現実かな~
  


Posted by プリン  at 10:30Comments(2)若ばーやんのつぶやき

2009年09月09日

多額の債務にも 「 金は天下の回りもの! 」

   「郵便局にお金が入っとうよね?」 と、突如として言う母、無いよ!と言う私に、「 お父さんの恩給が入って来
   てるやろ?」
入っては来てるけど無いよ!と返事をすると今度は 「 銀行にはあるやろ?私の年金が…」
   言うので、恩給も年金も入ってはくるけど借金払いで残高はゼロ!と声を大にして言うと、
   「誰の借金ば払ってると?」 とビックリした顔で聞いてくる。

   元来、無口でおとなしい母に家族が異変を感じたときにはすでに遅し…
   預貯金は使い果たし、待っていたのは数百万円のローン返済。
   購入した店は分かっていたので過去一年間の明細書を取り寄せると毎月のように100万から150万の買い
   物をしている。
   買うほうも買うほうだが売るほうも売るほうである。
   市の消費者相談窓口に言ったら自己破産がベストだと言われたが、母屋の隣りにある隠居家と土地は母名
   義なので手離したくないし…
   お店とローン会社に、 「母は認知症なんです!ボケているんですよ!」と吠えても
   無理なハナシ払うより術はない。 他人と話す時はしっかりしてるんですから…
   そしてその時知った 後見人制度、 早速家庭裁判所で、母が一人で買い物が出来ないように 成年後見人
    の手続きを済ませた。
   「 銀行にお金の入っとうよね?」 と母に聞かれる度に、私は笑顔で優しく母の借金のハナシをしてあげる。
   母は決まって、 「 金は天下の回りもの!おほほほほっ 」
   線香花火のような母のアタマには打ち上げ花火は禁物である。   

 夏の終わりにも気付かず未だ咲き続ける
 庭のアジサイ
  『 隅田の花火 』
  『 伊勢の花火 』
  


Posted by プリン  at 09:09Comments(0)若ばーやんのつぶやき

2009年09月04日

知っていると便利な知恵

   「ただいまーっ!」っと、玄関先で大きな声
   あっ、もう帰って来た!と思いながらちょっとでも遅れると 「 お迎えはー?」っと続く…
   数日前、粗相をしたらしく2枚借りていた下着を洗濯して返すと、
   「 帰りのバスに乗ろうとしてオシッコと言われたんですが間に合わなくて…紙パンツをさせています。ズボン
   は後でお返し下さい。」
とスタッフの方、ひたすら謝る私をよそに当のご本人はそ知らぬ顔…
   ここまでだと、幼稚園バスで3歳にも満たない子どもが帰って来た光景である。
 デイサービスに週に4回通う、 
 3歳児に戻った母は例の漢方薬を見て、
 「粉薬はイヤ!しかもそがんいっぱい!」と駄々をこ
 ねる。
 そこで思い出したのは数年前やってたTV番組の
  『 裏ワザ 』
 
 ここで活躍するのが
 大川内山 『 畑萬陶苑 』 山水の絵皿
 この裏ワザには格好な皿である。
  水を入れた皿にオブラートを浮かべてその中央
    に粉薬を載せる。
  爪楊枝で、オブラートを向こう側から手前に
   持ってきて皿の縁に引っ掛ける。
  ②の手順で粉薬をオブラート全体で包み込んで
   しま う。
  オブラートに包み込まれた粉薬を皿の縁から
   そっと外してあげる。 
  外れた粉薬はプカプカ浮かぶので、そのまま皿
   を口元に持っていき一気に飲ませると水と一緒
   にツルリと入ってしまう。
           大 成 功 !
 母はキョトンとして 「 あら !? もう無か!」
 私は、拍手喝采!
 さて、今日のご褒美は…

うさぎ小屋 で買ってきたイサキの塩焼き 尾頭付き だよ。
オマケに、特製 『 栗の渋皮煮 』 もサービスしてあげるね!  


Posted by プリン  at 11:00Comments(4)若ばーやんのつぶやき

2009年09月02日

薬の効き目…

   9月に入り落ち着いているように見える母…
   先月からハイテンションが続いていた母を連れて何度病院へ行っただろうか…
   診察をしてもらうと気が済むらしく機嫌もよくなる。
   あまりのハイに結局、最終的には内科から認知症専門の先生に回され、脳梗塞も持っていた為改めて
   頭の MRI を撮っての診察だったが、そんな時も母は、
   「 が痛いと言ってるとに ば撮って!ココはヤブね~」 と思ったままを言っての ける。
   毎回のことだがこちらはヒヤアセものである。
   診断結果は今までと変わらないアルツハイマーということで、常時服用している薬の他に興奮時の薬として
   3種類を頂いた。
   その内の一つは、TVのCMソングで知名度が高いアノ 樋屋 奇応丸(ひやきおうがん)の成分と同じで副作用
   もない漢方薬だった。
   あとの二つは症状に応じての強い薬で多少の副作用があるとのこと。
   
   早速、漢方薬を飲ませると効く効く!穏やかな母に戻った…が、極力薬は避けたいもの…
   一日3回服用を1回にして、強い薬にはまだ手をつけていない。
   私が我慢できればそれに越したことはないのだから…
 そんな母に、何食べたい?と
 聞くと答えは決まって
 混ぜご飯
 今が旬の茄子を使ってシン
 プルな 『 茄子ご飯 』
 茄子・干椎茸・薄揚げ・人参
 鰹と昆布の出し汁・味醂・薄口
 醤油

 秋茄子は灰汁が強いので塩
 で揉んで灰汁抜きした後、絞
 って他の材料と炒めた方が
 美味しいです。   
   
   美味しい美味しいと食べる母から次に出た言葉  「来月、フランス行くよ!」 face08

   クスリー 薬!!  出番だよ!

  


Posted by プリン  at 11:11Comments(4)若ばーやんのつぶやき

2009年08月21日

お盆が過ぎても尚ハイテンションな母

  カレンダーが8月に替わった頃から再びテンションが上がってきた母、お盆が来る前から
  「 お盆だからウチ(実家)に帰る 」 と騒ぐ母にはボケてるとはいえごまかしは効かない。
  「 突然行っても誰も居ないし鍵がかかっているから入れないよ 」 と説明するが馬の耳に念仏…
  母の実家である家は留守がちな為セキュリティーシステムにしてあるので、
  「 勝手に家に入るとすぐお巡りさんが飛んで来るよ 」 と言うと、
  「 自分の家に入って何が悪い!お巡りさんと喧嘩する 」と、まるで聞く耳持たぬ母である。
  そんな母に好物を与える(?)としばしの間は実家のことも忘れおとなしくなる。
  
  ウチの畑で採れた、母が大好きな モチトウキビ icon15

  名前の通りモチモチした食感でとても美味しい!
  実は私もハニーバンタムの方よりこちらのモチトウキビの方が好きである。
  普段の母だとここで話題が変わりさっきまで言ってた実家のことは忘れてしまうのだが、気分がハイな時は
  そうもいかない。
  腰が痛いからウチに帰る前に病院に行くと言い出し玄関に座り込みてこでも動かない。
  こうなると病院に連れて行くしかないので慌てて準備し車に乗せるとご機嫌なのだ。
  
  あぁー、いつまで続くの?ハイテンション…   


Posted by プリン  at 10:00Comments(6)若ばーやんのつぶやき

2009年08月03日

母にも異変が…

  highlow   でもないような…
  突如として起こる母の異変、周期的ではあるがまるで予測出来ない。
  これまでのパターンだと大体夕方からやって来て翌日丸一日続くのである。認知症が進んでいるのか、はた
  また治りかけているのか計り知れないが、変だということは事実である。
  普段の母は、まず朝目を覚ました時点から歌が出る。
  ご飯よ!と声をかけると、朝ですか?お昼ですか?晩ですか?と聞く。
  さぁ~、自分で考えて!と言うと、テーブルの上に出しておいた薬の袋をみて、「 朝食後と書いてあるけん今
  は朝ね。」 と答えるので 
  良く出来ました!と褒めてあげると 「ほんに人をボケ扱いして!まだまだボケられません!」 と明るく返してく
  る。
  妹の嫁ぎ先のお義母さんが亡くなった時、お参りに行った通夜の席でお義母さんの顔を覗くなり、
  「キャァー!気持ちん悪かー!見とうなか!」 と叫んで家の顰蹙(ひんしゅく)を買ったのは言うまでもない。
  その時からこの通夜の話しは私たち姉妹や姪たちの間での語り種となっていた。
  そして、明るくボケてくれた母に家の中は一年中が春だったのに…
 しかし、 
 異変が起こった時の母から出た言葉!
 「あんた達は、葬式(S家)の時私が変なこと言ったり歌を歌ったと言っ
 て、よう喋べりよるけど葬式でそがんことするわけなか!」
 又、
 「モジャ(愛犬)ばっかり可愛がってモジャを殺す」 とまで…
 こんな時は普段出ない固有名詞でちゃんと呼ぶ。
 朝も、家族の誰よりも早く起きだしてキッチンでご飯を待っている…
 一日中振り回されて、いつまで続くんだろうと案じて次の日の朝を迎えると、朝ですか?お昼ですか?晩ですか?・・・・・戻ってる!っと、妙に安心するのである。
そして、異変が私にまで及ぶとは…
伊万里農林高校(甲子園初出場)の効果だろうかランキングが6位だなんて! but 私は伊万里農林ネタのアップは一つも無いのにこれ又、不思議である。
最初で最後であろうこの順位を記念撮影して、普通に戻りつつあるランキングにちょっとホッとしている。
それにしても、
異変が親子同時進行とは!血は争えないものですね !?  


Posted by プリン  at 11:00Comments(2)若ばーやんのつぶやき

2009年07月25日

今日は1歳の誕生日

  今日7月25日は もじゃ丸 1歳の誕生日
  体重は2. 6kg
  こんなに可愛く成長したのに母は、以前のピコヴィッキーの白い犬の印象が強いのか相変わらず
  「真っ黒は好かーん!」と言い、「ゴリラー!」・「マックロケー!」・「もんじゃやきー!」・「おサル
  ー!」などと、まともに名前を呼ぶことはない。
  母の心をまるで解っているかのようにもじゃ丸も母には寄り付こうとしない。
  そんな母もたまにはもじゃ丸を抱っこしたい時があるのか名前じゃない名前を呼びながら追いかけ回すが、
  必死で逃げ回るもじゃ丸に追いつくはずもない。
  ますますアタマにきた母から出る言葉 「真っ黒毛は好かーん!」
  今日はちょっと母をほっといてもじゃ丸といっぱい遊んであげよう…
  
  それにしても、
  私の周りに7月生まれがなんと多いこと!
  主人にムスメ、そしてムスメと同じ日に甥に長男が誕生、姪2人に、姪の子、また甥の子…
  7月は喜ばしい月であると同時に出費がかさむ月でもある。  


Posted by プリン  at 11:30Comments(4)若ばーやんのつぶやき

2009年06月12日

『キムタク キムタク ボーンボン!』

今日のタイトルは、
母が生み出す我が家の流行語、新作です。
都合が悪くなると必ず出てくる便利な言葉 『 オッチョコリンのパイ 』 も健在ですが…
週に4日お世話になっているデイサービスで合唱の時間があるらしく、
母が言うには歌の最後に「オッチョコリンのパイ!」って付け加えると、前に座っているババが『オッチョコリンのパイってなんね。そいは可笑しかけん言うたらいかん』と言うけんワザと言ってやると、面白か~ 
「喧嘩したらいかんよ。」という私に、「喧嘩もなんも相手にしとらん!」 face07

テレビにイケメンさんが出てるのを見ては「キムタック キムタック ボーンボン!」と言ったかと思うと、時計が鳴ったからご飯だよ~っと、常に食べることに結びつける母は本当に素晴らしい!
そんなボケた母にとってもキムタク(木村拓哉)はイイ男の代名詞なんだろうか・・・?
我が家の流行語を生み出すボケ母に、ムスメと私はつっこみ専門が日常となっています。

近くに住む21歳の姪っ子は家に来る度、母にお土産を持って来ます。
中学からソフトボールをやっていて高校は全国でも名の知れた佐賀女子で全国大会も経験している姪っ子は
身体もハンパじゃなく大きいので母は普段からいつもデブ呼ばわりですが、この時ばかりは「可愛かね~ よかムスメ!」と言いつつ3分も経たないうちに又いつものデブにもどる始末…
その姪っ子のお土産は二里(ふたさと)直売所の『草餅』
たっぷりのヨモギに、小豆を濾して練り上げた餡がたまらなく美味しいです。
私の祖母が生前よく作ってくれた昔の『ふつ餅』そのもので大好きです。
  


Posted by プリン  at 12:30Comments(4)若ばーやんのつぶやき

2009年05月25日

ハイテンションな一日

ここ数日、溜まりに溜まった写真の整理を強いられ(?)夜更かしが続いていた。
一昨日の土曜日なんか寝たのは未明近かったので日曜日はあえて起きようともせずベッドの中に…
夢心地のなか、なにか聞こえて来た…夢?気のせい?でもない…「9時だよ 9時だよ・・・・・」 母の声だ!
慌てて起きてキッチンへ行くと母が妙な出で立ちで椅子にかけて 「もう9時ですよ!ご飯がありません!」face07
すぐ準備するねっと声をかけたものの母のみなりが気になり、「どうしたの?その恰好は!」 「外は運動会日和、今日は運動会に行くとよ。ほら!良かろう?」っと、胸元のネックレスをちらつかせ運動会の歌を歌い始めた。
私たちの町には昔から歌い継がれている町民運動会オリジナルの歌があり、今でも開会式には必ず歌うので町出身者は誰でもが知っている。この歌は母の十八番でもある。
ブラウスの上に、どこから引っ張り出してきたのか私の赤いフリフリがついたニットのサマーセーターを着て、又、その上にはブラウスを羽織り、冬用の厚いズボンをはき、オニキスのネックレスまでしている。face08
着替えなんて一人でしたことなかったのに…
そうかと思えば、着物を縫うから裁縫箱を出してと言う。部屋に行くとタンスの引き出しは全部開けっぱなし、反物を手に上機嫌だ。着物を切られるよりはまし(以前、暑いからといってタンスの中から着物を引っ張り出し袖を切ってしまっていた。)だろうと、思い通りにさせることに…
認知症になってからは、全く仏様に参ることがなくなった母だったが、仏様の花が枯れてたので活けておいたというので見に行くと、時期が過ぎた芍薬と雑草が無造作に花瓶の中に…
 結局、夜12時過ぎまで、突拍子もないことを
 したり喋ったりでやっとハイテンションな日曜
 日が終わった。
 また、どこかの線が一本切れたのかしら?
 それとも中途半端につながったのか…
 母のアタマの中には未だ春の花が咲き乱れ
 ている。

 
 もじゃ丸も最近ハイが好きなのか、この場所
 がお気に入りでここで寝ることも…それゆえ
 落ちることもしばしば…
 くれぐれも頭だけは打たないようにネ!   


Posted by プリン  at 09:00Comments(4)若ばーやんのつぶやき

2009年04月21日

介護の限界?

いつの頃からか暴言を吐くようになった母を、デイサービス・日曜日のお泊りを一切止めて家で看ることに…

一日の始まりは、「朝だよ 朝だよ 飯(めし)持って来い!」から朝食後一時間も経たないうちに、「9時だよ 9時だよ 飯 持って来い!」
「10時だ 10時だ 飯 持って来い!」 「じゅういちじ~だよ 飯 持って来い!」と、時報のたびに実にリズムよく私に大声で呼びかける。
「飯(めし)なんて言ったら今から食事抜きだからねっ!」と言うと、「お食事の時間ですよ。持って来て下さいませ」と猫撫で声で言い直す。

母の部屋に入ると異様な臭い…
何かした?の問いに「オシッコは漏らしません!」と一言。
着替えを始めると付けてたはずの下着を付けてない…案の定、粗相をした下着やズボンをベッドの下に隠している。
トイレを覘くと便座からマットからお手拭タオルまでベタベタと・・・ あぁー 
トイレを汚した人は誰でしょうね~ 母の返事は「モジャ(愛犬)よ!」
風呂場へ直行するが、家のお風呂にあの日以来入らない母には目下、シャワーのみ・・・
『あの日』とは2年ぐらい前になるが、母をお風呂に入れ湯ぶねから引き上げていて、私が腰を捻ってしまい又、ズルズルと湯ぶねに落ちてしまった。お湯は半分しか張ってなかったので沈むこともなかったのだが「死ぬぅー 死ぬぅー」と騒ぎたて、それからというもの「ウチのお風呂には絶対入りません!殺されるもん」

人に会おうものなら「この若ばーやん(私の事)が、私ばお風呂に入れて溺れさせてその上から風呂の蓋をかぶせて上から押しゃつけらすとよ」と話すので、私も「今、風呂の蓋の横に大きな漬物石を置いてあるもんね」と付け加えている。
そんな!殺すわけないでしょ?オタカラバアサンだもん。

あぁー もう限界! もう? but いずれ行く道 笑顔笑顔と自分に言い聞かせる。
そんな時、いつも親身になって考えて下さるケアマネージャーのNさんが心配して電話を下さった。
週に2~3回でもデイサービスを利用したら?ということだった。
情けない!私は二つ返事でお願いすることに…

こうしてブログを書いてるそばでは、母が大きな声で歌っています。
まるで自分の行く末を見ているよう・・・

そんな母の一番の楽しみはやっぱり食事。
夕飯何しようか?と聞くと、答えは決まって『筍ご飯!』
筍が大好きな母に、又、今日も筍ご飯です。
 基本は鰹と昆布出し
 具は、筍・干し椎茸・人参のみ
 我が家では、筍大好きなので
 大きく切ってたくさん入れます

 あぁ~
 又、食べすぎちゃった!  


Posted by プリン  at 11:32Comments(9)若ばーやんのつぶやき

2009年01月28日

ここの家は貧乏!

母は曾孫とおない年!

 リビングのドアを開けると同時に、今年81歳になる母は、「 ここの家は貧乏!」 と、喚声を
 あげた。
 はい、貧乏は今に始まったことじゃないけど何を今更・・・
 「 いきなりどうしたと?」 と、言う私に 「 もう!便座の冷~たか。心臓麻痺おこして死ぬごと
 ある。」
 「そのくらいでは死なんよ!」 「死ぬぅ 死ぬぅ~」 と、3歳児に戻った母との会話である。
 そういえば、
 昨年の夏頃からウオッシュレットの調子が悪かったので、修理をお願いしたら此の手はもう
 部品が無いとのこと。
 そうだよね。浄化槽を作って20年近い・・・その時に備えたウオッシュレットだもん寿命だよ
 ね。取り敢えず応急処置をしてもらったが今度利かなくなったら買い替えだそう・・・
 時々は接触不良で機能しなくなるけどまだまだ・・・
 それからというもの、ヒヤヒヤしながら点灯を確認して便座へ…の生活が続いている。
 
 お正月、母と連れ立って妹の嫁ぎ先である家に三回忌のお参りへ行った時のこと、
 みんなで会食中、トイレから戻った母はいきなり 「 ここは貧乏ですか?」 と!
 よその家だと思ったのかボケてても一応敬語である。みんな怪訝そうな顔をしている中、妹
 が 「 失礼でしょ?ウチはお金持ちよ。」 すると母は、「ウチがお金持ちよ!ウチの便座はホ
 カホカして気持ちが良か!ここのは冷~たかけん貧乏!」 たまたま妹の家の便座も故障
 中! またまた、家の顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまった母…これで2度目!
icon14
母は、姪の子どもであり曾孫にあたるクン(3歳)と意気投合!誰よりも気が合う二人です。  


Posted by プリン  at 09:00Comments(6)若ばーやんのつぶやき

2008年12月01日

オッチョコリンのパイ!

 『おっちょこりんのぱい!』とは?
 認知症を取得している母の口癖である。
 都合が悪くなると「おっちょこりんのぱい!」と言って
 話しをそらすとても便利な言葉である。

 先日の『いきいき健康づくりフェスタ』での記念講演は
 「いきいきと過ごすために~認知症学習療法の取組み~」という演題で、
 認知症学習療法を実践されている福岡県大川市の介護老人福祉施設 『永寿園』
 の園長先生が講師でした。

先生の最初の言葉は「認知症は予防できる!」そして「改善することができる!」

前頭葉を鍛える…つまり脳を鍛えることによって認知症を改善できるという具体的な事例を挙げてのお話しで、音読や簡単な公文式の計算を毎日やることでかなりの効果をあげているということでした。
確かに母もそうです。
毎日デイサービスに通っていますが、夕食時は母娘3代でよくしりとり遊びや三択問題、昔の歌を歌ったり等々で毎日が宴会。チョット疲れますが・・・
母はどんどん元気になっていきます。

孫もいない私を『若婆ーやん』と呼ぶ母に、「じゃ~アナタはだ~れ?」と聞くと
すかさず「私はここの姫よ!」と答える。
そばからムスメが「私がここの姫よ!」
ここからは、母と私・ムスメの3人で『姫』の取り合いである。
まず鏡で見比べようと言うムスメ、「イヤイヤ!鏡は絶対見ませ~ん!」と叫ぶ母
では、せ~の!で3人一斉に手を出して、
一番若くて綺麗な手をした人がお姫様に決定よ!で落着。
「せ~の!」手を出したかと思うと、母は「ギャッー!」と叫んですばやく引っ込め
「オッチョコリンのパイ!」といってそっぽを向いてしまいました。

  


Posted by プリン  at 08:08Comments(2)若ばーやんのつぶやき