お菓子なプリン日記

　今年の夏、従兄がたくさんの熟れた葡萄(キャンベル)を持って来てくれました。
　ちかうち近年(母の口癖)キャンベルなんて見たことも食べたこともなかったワタシ
　の頭に浮かんだのは・・・
　早速、作り方をネットで検索・・・なんて便利なんでしょ
　一粒一粒愛情込めて指で潰し熱湯消毒した瓶に詰め　
　待つこと一週間
　フツフツと発酵が始まり
　なんかいいんじゃない？と
　ニンマリ・・・
　　　　　　　　１ヶ月を過ぎた頃、家人がまだ飲めないのかと騒ぐ・・・
　　　　　　　　確かにワインレッドの色だけど・・・
　　　　　　　　皮と種を取り除き丁寧に濾した後、家人に毒見をさせる。
　　　　　　　　家人の第一声「あっ！ワインだっ！！」
　　　　　　　　「しかし、渋みと言うよりは苦味だね、これは！」っと続いた。
　　　　　　　　時が経てばそれが渋みに変わるのさと一人信じて寝かすこと数ヶ月？
　　　　　　　　待ちに待った昨夜のバースデイに再び登場したマイ作ワイン？
　　　　　　　　ワイングラスに注ぎ母に渡すと「苦か～！！」
　　　　　　　　ドスをきかせた声で「ワタシが作ったとよ！」と横目に言うと
　　　　　　　　「そいけん美味か～」ときた・・・ボケなりに気を遣ってるのね　
　　　　　　　　ひと口飲んだ私は「うん 大台の誕生日の来年まで寝かせておくことにしよう。」